2016年

11月

11日

『106万円の壁って何のこと?』

 

 

今年から耳にするようになった「106万円の壁」。

 

「103万円の壁というのはよく聞くけど、106万円ってどういう意味?」

 

 

こんな疑問を抱いている人も多いと思います。

 

「106万円の壁」とは、パートなど給料をもらっている人に関連するもの。

 

 

この意味はというと、パートなどで働く妻の年収が106万円を超えたら、自分で所得税と住民税、社会保険料を払わなければならない、ということです。

 

 

これまでは、妻の年収が130万円以上になった場合に、自分で社会保険料を支払わなければなりませんでした。

 

ところが制度が改正されて、2016年10月からは下記に該当する会社に勤めている場合、年収が106万円を超えたら所得税、住民税だけでなく、社会保険料も支払うことになりました。

 

1)勤務時間が週20時間以上

2)1ヶ月の重量が8万8,000円以上(年収106万円以上)

3)1年以上勤務する見込み

4).勤務先の従業員が501人以上の企業

※学生は対象外となります

 

つまり、夫の扶養からはずれることになります。

 

 

こうなると、妻の手取り収入は減ってしまいます。

 

 

でもね、メリットもあるんですよ。

 

妻が自分で社会保険料を支払うということは、将来の年金額が増えるということ。

将来の暮らしが楽になるのです。

 

 

 

とはいえ、106万円の壁のために、世帯の年収が減ってしまうのは、頭が痛いですね・・・。

 

 

でもね、夫の扶養の範囲内で働こうと思うと、106万円の壁が目の前を立ちふさいでしまいますが、思い切って妻がガッツリ働くことで、世帯年収も妻の年金額も増やせるのです。

 

 

目安としては、妻が160万円以上働くことができたら、年収に悩む必要がなくなります。

 

 

つまり、働き方を変えることで、今の家計も将来の家計もしっかりと守ることができるようになるのです。

 

 

 

「それで、起業している妻はどうなるの?」

 

妻が起業している場合、妻の所得が38万円を超えると、税制上の扶養からはずれます。

 

夫の所得から38万円が差し引かれる配偶者控除がなくなるので、夫の所得税が高くなるということです。

 

ただし、ここはご注意を! この場合の妻の所得は、経費や基礎控除38万円、青色申告特別控除の65万円を差し引いた額ですからね。

 

 

また、妻の所得が103万円以上になると、妻に所得税がかかります。

(※基礎控除38万円 + 青色申告特別控除65万円 = 103万円)

 

 

もう1つ、起業している妻には、社会保険上の扶養の有無が関係してきます。

 

つまり、サラリーマンの夫が加入している社会保険の扶養に入れるかどうか、ということ。

 

妻の年収が130万円を超えたら、夫が加入する社会保険の扶養から外れるので、妻は国民健康保険に加入しなければならなくなります。また、自分で国民年金も支払うことになります。

 

 

とはいえ、起業しているのだから、常に収入アップを目指していますよね。

 

だから、扶養とか考えずに、いかに利益を増やしていくかを考えたほうがいいと思います。

 

 

 

妻の働き方しだいで、夫の所得税が増えたり減ったりすることを覚えておきましょう。

 

また、夫の所得税が増えたとしても、妻の年金額が増えるというメリットもあります。

 

 

将来の暮らしを考えると、女性が経済的に自立することも大事です。

あまり“扶養”にとらわれずに、自分の夢やライフプランを実現させることをイチバンの目標にしていきましょうね。

 

起業と家計のマネーバランスの専門家 ぜんぶつ ともこ

 

 

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コメント: 1
  • #1

    Adrianne Kierstead (金曜日, 03 2月 2017 07:18)


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